この21世紀型地域コミュニティを形成するために必要な要素とは何でしょう?重要なことは従来型のコミュニティに概念を打破することですが、すべてのコミュニティの構成者に強いることは現実的ではありません。21世紀型地域コミュニティ(サステナブル・コミュニティ)を作るには、新たなリーダーシップが必要とされます。これを越境型リーダーシップと呼びます。

越境型リーダーシップとは?

課題解決を目的に様々な専門性を持った人々を既存の枠組みや組織間の境界を越えて柔軟に連携しながらチームを形成して活動し、最終的には、それらの課題解決チームが連携して新たな価値を創造するコミュニティを形成していくことを助けること。

何故、越境型リーダーシップは必要なのか?

1つの企業、自治体、NPOなど個別組織だけでは、著しく多様化してきた顧客や住民の様々なニーズの応えることができないし、力を合わせて取り組むべき課題を解決できないので、組織を超えた共同事業による価値創造が必要とされるようになってきました。そんな時には、内側に閉じる傾向のある組織を開いて外と協働していく<開かれた姿勢、活動>、<強い思い>が必要とされますので、越境型リーダーシップは日本社会における様々な場所や機会で求められています。

従来的リーダーシップとは?

一つの領域(所属組織、専門性や職域、業界)に留まり、同じ分野の相手と共創関係を構築し、自分や所属組織にある限られた資源を用いてできることをやっていきます。多くの場合は、組織維持やその利益誘導そのものが大きな目的となり、課題解決はもちろんですが、課題設定すらできないことが少なくない。